住み始めてから
『あれ?ここってこんなんだったっけ?』
『なんか、使いにくい。。。』
とおっしゃる方は多いです。
みなさん少なからず、住み始めてから気づいた!ということが
あります。
実際に目で見えない”家づくり”の最大の恐怖とも言えますが、
できることなら事前に防いでおきたいものです。
そこで、住み始めてから気づくことの多いベスト10を
ご紹介していきたいと思います。
ぜひ、今の段階からこの10の項目については特に注意してください。
●1位:コンセント
圧倒的に多いのが”コンセント”
『ここにもつけておけば良かった』
『なんか、、、足りない!』
これがホントに一番多いです。
コンセントなどの電気関係は打ち合わせの中で
それほど重要視されていないため、なんとなくで終わってしまいがち。
ところが、ここが大切なんです。
なぜなら、生活に関わるから。
せっかく新しく家を建てたのに、タコ足配線になるのも
嫌ですよね。
そうならないためにも、その位置、数でいいのか、確認を
怠らないようにしてください。
●2位:収納
これは色々ありますが、
・収納が足りない
・収納が使いにくい
のどちらかです。
ただ、その原因は共通しています。
収納の使い方を考えていなかったから。
ただ収納スペースを作ればいい、と考えている方が
ほとんどですが、そうではありません。
布団をしまうのとタオルをしまうのでは必要な奥行きが違います。
収納の奥行きも違ってきます。
収納場所がないと、部屋が散らかってしまいます。
『何をしまうか』
これが具体的であればあるほど、収納に関する失敗は
少なくなります。
しまうものを考えて収納をつくりましょう!
●3位:家具置き場
『なんか、家具置くところが意外とないね。。。』
『こんなとこに置いたら通れなくなっちゃうじゃん!』
これも住んでから気づかれる方が多いです。
間取りや図面を見たとき、そこまで考えるのが難しいんです。
その結果、住み始めてから家具を置く場所に困ってしまう。
これを防ぐ効果的な方法があります。
図面を見るときに家具をおいてみる
図面の中に家具を描いてみれば、イメージがわきやすく
なります。
ここにソファーを置いて、あとテーブルはここかな、
と1度図面に描いてみることで、想定できます。
これをやるかやらないかで大きく違ってきます。
ぜひ1度は試してください。
●4位:設備
ひと言に設備といっても色々とあります。
キッチンやお風呂、床暖房など設備に関することは多いです。
・食洗器はほとんど使っていない
・床暖房の範囲が狭かった
など、想定していた通りの生活にはならなかった
ということが原因でこのような失敗が起きています。
ただ便利だからなんでも取り入れるのではなく、本当の本当に
必要かをよく考えましょう。
一時的な感情で買ったものほど、使わないことが多いものです(笑)
●5位:扉があけにくい
『扉を開ける方向が逆だったら良かったのに』
『ここは引き戸にすればよかった』
と言われる方が多いです。
間取りを見たとき、そこまで考えないものです。
というより、決めることが多いので、そこまで
頭がまわらないというほうが正解だと思います。
ですが、これは割りと多い意見ですので、油断大敵!
『生活をイメージすること』
これが何よりも大事です。
どちらに開くほうが使いやすくなるか、
という目線で図面を見てください。
●6位:窓位置
5位の”扉があけにくい”と似たような理由ですが、
やはり生活をイメージできていないために
『なんでこんなとこに窓があるの?』
『お隣さんから丸見えで窓が開けられない』
と言って後悔されることが多いようです。
特に、窓は自分の家だけではなく、周りの環境も
考えなくてはいけません。
窓の先に何が見えるか
それを意識することで防ぐことができます。
そして、
家具を置いてみる
これをすることで、窓の位置や大きさが変わることが
あります。
ぜひ実践されてください。
●7位:ゴミ位置
これは、
・ゴミが出しにくい
・ゴミ箱を置く場所を考えていなかった
・生ゴミを置いて置く場所がない
という意見です。
意外と思うかもしれませんが、実はゴミについて
考えている方はあまりいません。
実は盲点です。
そのためにこのようなことが起きています。
小さなことと思う方もいますが、毎日のことなので
キッチンに立ったときを想像しながら考えてみてください。
●8位:ベランダ奥行き
思ったよりも奥行きが狭かった
もっと広いと思っていたけど、これじゃあ何にもできない
という意見です。
実際にどれくらいの奥行きがとれるのか、正確な値を
業者に確認し、今現在のバルコニーとどれほど違うのか
ぜひ比較してみてください。
●9位:インターホン
これはインターホンの位置が使いにくいという失敗です。
同じような意見として、スイッチの位置が使いにくい
という意見もあります。
あなたがどの位置にいて、どの位置にあると使いやすいか。
しっかりと生活をイメージすることが大切です。
見過ごしてしまうことが多いので、注意して図面を見てください。
●10位:和室を使ってない
和室を使う目的を決めていなかったために、
なんとなく和室を作ったはいいけど、ほとんど使っていない、
という意見です。
意外といらっしゃいます。
一般的に和室があるから和室
ではなく、和室を作る目的をはっきりとさせるように
してください。
もっと詳しく知りたい方は
和室は何に使いますか?をご覧ください。