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家づくりの始まりは?住居の歴史をたどってみる

家づくりが始まったのはいつからご存知ですか?

下の動画は、約27000年に渡って、人類の住居がどのような歴史をたどってきたのをまとめてる動画です。

日本の住宅の始まり、竪穴式住居

学校の教科書では、日本の住居の歴史は、竪穴式住居が始まりとありますが、

歴史をひもといてみると、実は原始時代の頃からになります。

とは言っても、当時の住居は自然の洞窟を利用したものだったそうなので、現代の「住居」と比べれば、「これで住めるの?」と感じると思います。洞窟のなかに焚き火ができたり料理ができるスペースがあるだけ、というもの。

そこから少しずつ「家づくり」が進化していきました。

日本の住居の始まりと言われる竪穴式住居は、地面を100cmほど掘った半地下の住居。屋根は藁などでおおったもので、それまで移動しながらの生活だったものから「定住する」という生活に変わったのがこの頃で、時代でいうと後期旧石器時代(4万〜1万3千年前)から作られていたと言われています。

ちなみに、当時の日本の人口は220〜300万人程度だったそうです。

日本独自の家づくりスタイルが生まれた寝殿造

そこから、高床式住居に変わり、庭を囲んだ日本独自の家づくりスタイルをもつようになったのは、平安時代と言われています。寝殿造と呼ばれているものです。この頃はほとんど仕切りの壁がなく、屏風や几帳を使ってを空間を仕切っていたそうです。最近では仕切りの少ない家も増えてきましたが、当時はこれが当たり前の時代だったんですね。西洋の住居が石組やレンガなどで作られるのに対し、柱と梁で支える木造の軸組構造は、日本建築の特徴の1つですね。

さて、次第に壁や建具で空間が仕切られるようになり、畳や床の間など、いまの和室の基本となる作りである書院造へと変わっていき、さらには格式あるものを排除しつつ洗練された数奇屋造へと変わっていきました。

西洋文化が家づくりに影響を与え始める

そして、明治時代になると西洋文化が広まっていき、コンクリート造の家も広まっていきます。この頃から、生活にも変化があり、それまで座る生活だったものは、椅子や机・卓を用いる「椅子に座る生活」が少しずつ広まっていきました。「洋間」というものが取り入れられるようになったのもこの頃からです。

そう考えると、今の住宅は洋室がベースとなっているのが当たり前ですが、その歴史は浅いことがわかりますね。ちなみに、リビングの歴史は20世紀の初めにアメリカで生まれたと言われており、実は最近生まれた文化なんですね。

急速に変化をとげる家づくり、歴史からひもといて見つめてみると、また違った視点で色々なものが見えてきますね。

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